ダンナと嫁さんの赤ちゃん
第三子目


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2004年9月18日
退院しました



産後の経過も順調で「あなたみたいにお産の軽い人はもう帰ってもいいよ。」と言われ4日で退院しました。入院中は普段できなかった昼寝もたっぷりして、暇なくらい休養させてもらいました。病室から屋久島の空と山を見て「きれいだなー。」と思いつつ、子供達は何してるんだろう、早く帰りたいなと思っていました。退院前夜はお祝い御膳がでて一人でうかれました。イセエビ、お刺身、茶碗蒸し、天ぷら、お赤飯、お吸い物、ケーキにメロンと煮豆。産後の体にヘビーなくらいですが(いつもは病院らしいご飯でした)、気持ちが盛り上がりますのでありがたい。かなりお腹いっぱいでしたが、しっかり食べきりました。しかし入院中食べるのが早くて、いつも片づけが1番でなんか恥ずかしかったです。

2004年9月14日
第三子出産記録


10ヶ月にはいると毎週定期健診になり、9月13日予定日4日前なので、これが最後の検診になるかしらと、ドキドキしながら受診しました。9ヶ月から腰痛はあったものの、最近ますますひどくなり、おまけに10ヶ月目からは張りも出てきました。10ヶ月も半ばになると前駆陣痛も出てくるようになりました。着々とお産の準備ができてきてる感じがします。嫁さんの気持ちもだんだんソワソワしたり、嬉しくなったり、かと思えば陣痛の痛みを思い出して怖くなったり・・・あとは仕事をきちんと整理しなければとか、子供達は寂しがらずに平気だろうかとか、お産以外のことも気になりなんだか落ち着きません。前駆陣痛もあったので「今日辺り生まれるかも・・・。」を何回言ったことでしょう。嫁さんの「産まれる宣言」に家族も振り回され落ち着かない夜を過ごすこと3日、ついにこれは・・・という陣痛が来たのです。前回はおしるしがあったのですが、今回は無い。それがいささか気になったが、2時間定期的に陣痛が来るようになったので病院に電話しました。3人目ということで10分間隔だけど来て下さいとのこと。14日の午前2時、ついにこの日が来た、帰ってくるときはあかん坊抱いてくるべ!と気合を入れて車に乗りました。もちろん寝ている2人の子供もいっしょです。うーちゃんは出産に立ち会いたいと日頃から言っていたので、楽しみにしてるはずだし・・・。14日の午前6時ごろが大潮なので(大潮の頃は出産が多いそうです)、産まれるはずと自分に言い聞かせてまた気合を入れます。病院についても子供達は起きないので、ばばちゃんに子供に付き添ってもらい、ダンナと分娩室に入りました。屋久島の病院ではそんなに混んでないので、だいたい陣痛から分娩室に入れます。3回目なのでまた来ましたってな感じです。結構いい陣痛が来ていたのですが、まだ子宮口1センチしか開いてないとのこと。そんなー、という感じですが今回はしっかり痛み逃し法を覚えてきたので、早速ダンナにお願いをします。尾骨のところを陣痛時に押してもらいつつ、フーフーと息を吐く。その際に手はお腹を上下にさする。これがなぜ今までしなかったのか・・・と思うほど楽になったんです。1回目や2回目のときはただじーっとして、フーフーと呼吸していました。さすってもらってもどこをどうしてもらうのがいいのかすらよくわからなかったのに、尾骨がこんなに効くなんて。今更ですが、もっと早くやっておくべきでした。ダンナも今回の方がうまい!!!何もいわなくても呼吸に合わせて押してくれたので、よかったです。子宮口も全開に近くなった頃、先生が「いきみたくなったらいきんでもいいのよ。」といってくれたので、いきみたいかはよくわからないけど、横向きのまま陣痛と共にいきんでみました。何回いきんだことだろう?10回ぐらいかな、そしたらダンナが「赤黒いものがでました。」と言うと、先生は「おしるしですよ。」といいました。アーやっとおしるしだーよーっしもうひとふん張りだ、「ふーん、ふーん。」そしたらダンナが「肛門のほうが膨らんできました。」と言うと、先生は「そうそう降りてきたわよ。」と。横向きでいきむと腰を押してもらえるのはありがたいのですが、いまいち踏ん張れないので体勢を変え足を開きました。すると今までに無いほどの陣痛が来て、先生が破水させてくれました。最初は前期破水、2回目は今回と一緒ですが緑色の羊水でした。今回は透明の羊水、これまた嫁さんに元気をくれました。よーし頑張るぞー、その後2回いきんで産まれました。大きな声ですぐに泣き、アー良かった、終わったーーー。午前5時前に産まれ、3回目が一番短い時間で産めましたが、やっぱり大変でした。今回は何度もいきみ、徐々に降りてくる感じがわかったので、自力で産んだ感じが強かったです。もちろんダンナのマッサージはとってもよかったです。押してもらってるとちっとも痛くないのですが、相当な力で押していたようです。今回、子供達が寝てる間に産まれてしまいましたので、うーちゃんは何で起こしてくれなかったのーとちょっとふてくされていました。出産後、初めてお見舞いに来てくれたとき、うーちゃんは「赤ちゃんかわいい!」と大喜び。そらくんはしゃべれないけど「うー、んー」と興奮気味ですが、赤ちゃんをなでなでしてくれました。やきもち焼いて叩いたらどうしようかと思ってましたが、1歳でもかわいいと思ってるんだと、感激しました。その後うーちゃん達は4日の入院期間のうち、2回は夕食をお弁当にして持ってきては病室で食べていってくれました。うーちゃんは家ではご飯を食べなくなり、幼児園ではお弁当を吐いてしまったようですが、嫁さんの前では沢山食べて帰りました。うーちゃんは4歳にして2人のお姉ちゃんになり、まだまだ甘えたい年頃なのに我慢させてごめんねと嫁さんは思うのでした。そら君も1歳なのにもうお兄ちゃんで・・・おっぱいも卒業する前に弟に取られてしまいごめんね。しかし、そら君が毎日お腹をけったり踏んだりしたせいか、赤ちゃんの後頭部と襟足にあざがありました。先生いわく、それは全く関係ないようですが・・・。

妊娠36週(10ヶ月) 嫁さん55kg Baby ?



腰痛は以前よりも増してきました。お腹もだいぶ下がってきたように見えますし、張ることもあります。しかし台風の影響によりいつものジメジメした暑さと、そら君の遠慮なさに耐えなくてはなりません。そら君に関してはあまり手のうち用はありませんが、「お兄ちゃん、そらニイニイ」と言ってその気にさせる作戦を使ってます。しかしうーちゃんには効果絶大なのですが、そら君にはさっぱりです。お腹たたいてぐいぐい押します。横になっていたらタックルされるので、常にお腹には抱き枕でガードしておくようにと、ダンナには言われております。赤ちゃんにあざでもできやしないか心配です。あと少しなのでもう一分張りです。

安産祈願


もうすぐ赤ちゃんが生まれてきます。平内集落にある安産の神様に皆でお願いしに行きました。お参りも今回で三回目。家族が増えることは本当に幸せなことです。うーちゃんはおねーちゃんらしく、赤ちゃん早く生まれてこないかなーと楽しみに待っています。

妊娠34週(9ヶ月) 嫁さん54kg ・ 頭頂部からみた図、鼻と頭蓋骨の目が入るところ、脳みそまで透けて見えます。

今年は屋久島も例年より暑く、7月なんて雨がほとんど降らなかったくらいです。おかげでカラッとした屋久島でしたが、暑い。海はぬるいくらいだし、夜になっても暑いんです。去年までクーラーいらずでしたが、今年はこのお腹とぺたぺたへばりつくそら君とでついにギブアップです。クーラーを買いました。使いすぎかしらーと反省はしてしまいますが、クーラー天国です。しかし9ヶ月後半から腰が痛くなりました。寝てるときや立ち上がるときが電気が走るようです。クーラー消しても痛いので、クーラーにはお世話になっていますが、ホント腰痛には悩まされます。3人目が一番腰痛がひどいです。しかしその分お産の準備がゆっくり始まっているんだと思うようにしています。きっと陣痛タイムが少なくなることを願って・・・。

妊娠29週(8ヶ月) 嫁さん52kg Baby ? 


毎回検診にはうーちゃんと、そらくん、たまにダンナも行くのですが、うーちゃんなんて内診室(足を開いてしまう診察台のあるところ)にいてしっかりといろいろみています。横から見てなさいというのですが、いつのまにか先生の後ろにいて、正面に回っていたりもします。「おかーちゃん、痛くない?お手つないであげましょうね。」といって手を握ってくれます。足が閉じられるとダンナも入室許可がおり、そら君をかかえて入ってきます。そしてみんなでエコーをとおして赤ちゃんを見るんです。いつも心臓が動いているのを見るたびに安心し、だんだん画面に入りきらなくなってくるので、大きくなってるなーと実感するんです。そして毎回「先生、男の子ですか、女の子ですか。」と聞くと必ずちんちんが見えるので(3回連続)「男の子かもね。」と言われます。ちょうど写真の小さい目薬容器みたいなのが、ちんちんです。年子で男の子かー・・・大変なのはそら君でいやと言うほど思い知らされていますので、今から覚悟して待ってるよ!!!赤ちゃん。 

妊娠24週(7ヶ月) 嫁さん50kg Baby ?


授乳と妊娠を同時に行っているのですが、これっていいのでしょうか?助産婦さんいわく「いいんじゃないの。」小児科の先生いわく「欧米の妊婦さんではそういうのも聞きますけど、無理をしないでね。」先生いわく「カンガルーは授乳しながら妊娠、出産するみたいだけど・・・」妊娠中は普通お乳を刺激すると、子宮が収縮されるので早産になりやすいとかいうけど、刺激どころか枯れるまでお構いなしに飲み続けるそら君。うーちゃんの時より出が悪いのか、よくご飯も食べます。しかも抱っこは当たり前、嫁さんはフラフラしながらもなぜか今まで最も調子はいいんです。まー出るならおっぱい飲ませてもいいのかなー、と思っていたら、妊娠7ヶ月頃からますますお乳が張らなくなりました。そこで飲まなかった粉ミルク久々に試しましたら、まーよく飲むこと飲むこと・・・こんなに飲むのかいと思いました。あきらかに乳不足だったらしく、おとなしくなってきました。しかし体は急に大きくなり、(お肉は柔らかくなりましたが)ご飯よりミルクが好きになってしまいました。

妊娠20週(6ヶ月) 嫁さん49kg Baby ?


なんか1カ月で太った感じです、いきなり2.5kgも増えたので前回の悪夢がよみがえります。そら君のときは18キロ増えたから「奥さん、大きくなったね〜。」とよく言われていました。あとになって気づいたのですが、お腹でなく私本人が大きくなっていたそうで、戻るのか心配になったよといわれました。ほとんど戻っていたのでよかったのですが、さすがにうーちゃんのときみたいに1ヶ月でもとの体重には落ちませんでした。今回は気をつけないと・・・・、しかしそら君はおっぱい飲むしお腹が空きます。それに今回は初めから風邪が引いたり治ったりの繰り返しでなかなかすっきりしません。おっぱいあげて妊娠してるから弱ってるのかな?サプリメントも摂っていますが既に2回も高熱が出てダウンしました。イヤー子育てって大変だねー、元気が一番と思い知らされるのでした。

 妊娠17週(5ヶ月) 嫁さん46.5kg Baby ?


昼寝もできず、授乳に抱っこの0歳児をかかえたまま、妊娠5ヶ月になりました。そら君の離乳食も始まり体重も動きもパワーUPするなか、おなかの赤ちゃんも順調に大きくなって胎動も感じるようになりました。うーちゃんのかわいい服もたっぷりっとっておいてあるので、女の子であったらいいねーとダンナと話しています。倉庫もでき家の荷物を沢山運び出したので、部屋が広くなり赤ちゃんのスペースが取りやすくなりました。

 妊娠12週(4ヶ月) 嫁さん46Kg Baby 6.49cm


あいかわらずおっぱいをよく飲むそらくんですが、そのせいかわからんけどつわりが全くないんです。梅干はおいしいけど、むかむかしたり性格が変わることもないです。妊娠すると女性はホルモンのバランスが変わり性格までも変わってしまい、ダンナとしてはえらく大変な思いをされる方が多いようです。うちのダンナもかまえていたようですが、今回は元気で機嫌もいいし楽だと言ってくれます。それにしても眠いのは今回もですが、なんせ子供が2人もいたらちっともお昼ねどころじゃありません。夜だって授乳と早起きそら君(なぜか6時には起きる)のおかげで慢性寝不足状態。ええーいでもがんばって元気な赤ちゃん産むぞー。 

初の検診 妊娠9週(3ヶ月) 嫁さん45Kg  Baby 2.23cm


もう少しで元の体重に戻るところだったのに、妊娠とはっきりわかったので急に体重管理のことが気にならなくなりました。ちょっと幸せ。しかし、まだおっぱいをあげているそら君のことを考えるとこの先粉ミルクに変えなきゃいけないのかとか、歩くまで抱っこするのはしんどそうだなとか現実的な不安もよぎる。しかし、しかしまたかわいい我が子が増えると思ったらやっぱり幸せ。ダンナには大変だけどがんばろうね、といったらエライ脳天気で「30までに3人か実は狙ってたんだよね。」とルンルン。というわけでそら君がおっぱいをやめることなく嫁さんのおなかは膨れ始めていくのでした。

2004年1月04日 妊娠っぽいかな発覚 嫁さん44.5Kg
今日はそら君は初めてとなるディズニーランド。思ってたよりも寒くなくめいいっぱい閉園まで遊びました。夜は近くのホテルで泊まったのですが、ベットの中でなぜか梅干が無性に食べたくなった嫁さん。なんか脂っこいの食べ過ぎたかな・・?なんだかきれいなふかふかベットのせいか、慣れない乾いた空調設備のせいか、寝れない。もしかして赤ちゃんができていたりして・・・。翌朝、レストランで朝食バイキングなどいろいろあったが、嫁さんの強い希望で和食のなだ万に入りました。だって梅干が食べたかったんだもん。あの日の梅干は美味しかったわ・・・。