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細川家母屋完成


大工さん的には11月上旬で終了しましたが、電気が12月中旬までかかったので12月完成です。10畳一間で5人で頑張ってきましたが、食卓をたたまずに布団がひけます。まずこれがうれしかったです。今まで狭かった分子供たちが大はしゃぎで走り回るのも嬉しく思えます。あとは怪我などしないように楽しんでいきたいです。嫁さん的には全部思いどうりだったので、かなり満足です。モックリ、ありがとう!!

細川邸母屋作業過程

屋久島のモッチョムクリエイトによって細川家母屋建築が始まりました。モックリの社長さんは元豆腐屋さんという経歴で屋久島に来てから大工を始めた面白い経歴の持ち主。屋久島尾之間温泉も彼の作品のひとつ。2005年8月から基礎工事がはじまりました。嫁さんが素人なりに間取りや内装や外装なども決めて図面を書きました。それをもとにモックリ社長さんは設計図を無料で作成してくれるのです。基礎などの土木作業もモックリスタッフが行うのでその分コストダウンになります。10月完成予定。



棟上前日。朝早くから棟上の準備が始まり、ユニックでガシガシと柱が立てられていきます。素人間取りのせいで異常数の柱が並び、反対の景色が見えにくくなってしまい、大工さんたちからは「なんなんだこの柱の数はー」という声がよく聞こえました。



棟上は大工さんたちだけでなくお隣さんや友人なども手伝いに来てくれました。友人は仕事を休んでまで駆けつけてくれました。本当に感謝です。梁や太鼓も組まれて頑丈な骨組みが素人のダンナが見ても素晴らしく見えます。手なれた大工さんたちの邪魔にならないように、屋久島に来てから高いところが苦手になってしまったダンナは腰が引けながらもボルト締めや釘打ちを手伝いました。人間の力はすごいですね。見る見る家が形になっていくんですもん。棟上といえば餅投げ。人の家に餅拾いに行ったことは何度かあるけど、夕方5時には人生初の施主としての餅投げです。屋根の上に登って角から、お菓子や、小銭の入った餅を投げます。最後に角餅と言う、メインの大きな餅(お札が入ってる)を投げるんですがそれを取ためにバトルがあります。上から見てると笑顔の中に殺気を感じるので目をつぶって投げました。ダンナの角餅はやはり殺気を出してた人が取ったみたいです。細川家は屋久島に親戚などがいないから角餅を投げる人が足りないのでモックリ大工さんに手伝ってもらい無事終了しました。夜は飲み会でしたが、ダンナと友人はこの家で寝泊りしました。



屋根は今流行の熱気を逃がす隙間のある屋根が良かったのですが、構造上できないそうなので断熱材+ルーフィング×2の二重屋根になりました。最後にガルバニウムを板金して屋根が完成です。写真反対側の屋根の勾配が五寸角なので滑り台みたい。作業は怖いです。トタン屋根は屋久島のような雨が多いところでは音がうるさくてテレビの音も聞こえなくなってしまったのに二重屋根にすることで雨音が気にならなくなりました。これは凄いです。これから夏の暑さはどの程度しのげるかが課題です。税金で言うとガルバニウム板は高級トタンに分けられるようです。強度は瓦やコロニアルと比べてもあまり変わりなく、耐用年数は瓦、コロニアルよりも長持ちで手入れも必要ありません。屋久島では高級トタンの家はまだ少ないようですが今後普及していくのでは・・・・・。



細川家の外装は腰壁は杉材で上は外壁材でその上に塗装しました。本当は外壁材の繋ぎ目をシリコンでフラットにするはずでしたが予算の関係で却下になりました。落ち着いたモダン和風っぽい雰囲気が良かったので地味だとは思いますがなかなか良い仕上がりです。



和室の天井はよしずを使用してもらい写真のような外見になりました。よしずの上は空間を挟んで中二階の床になります。税金としては天井扱いにはなりませんでした。これも得したような・・・・・。



以前モックリで薪焚きホーロー風呂のお宅を建てたとき、見学させてもらいました。施主さんは「このお風呂は光熱費もかからなくてあったまるのですごくいい。」とおっしゃっていましたので、是非取り入れたいと思っていました。このお風呂はセットで売っており、組み立てるのは左官屋さんですが(手間がかかっていたようですが・・・。)きれいに仕上げてもらいました。内装も鉄平石なのですが、水はけがよくなるように微妙な角度をつけてくれたようです。(見た目ではわかりませんが、水はけがいい)石の角はどこもアールがついて裸でも安心です。壁はヒノキで、防カビ材を塗ってヒノキの香りがしなくなったのは残念ですが、ちっともカビません。いつもカラッとして、木の壁に不安があった嫁さんでしたが、大満足。



家の中は塗り壁が多いのですが、和室はグレードを上げて最高級土佐漆喰というので仕上げてもらいました。漆喰を塗るのは何度も何度もこねて寝かして、塗りつける。最後は藁の細かくしたものも混ぜて(ひび割れ防止らしい)塗りつけていました。夏はひんやりとして気持ちいい空間でした。漆喰は乾くにつれて色がどんどん薄くなり、少しひびが出てきましたがこれも味といった感じです。最初は泥パックの様な匂いがしましたが、1週間もすれば何も感じなくなりました。子供が棒などでたたかないか心配ですが、今のところきれいなままです。とっても気に入っています。



テラスは始め屋根がある部分のみの契約でしたが、「えーいやってしまえ」ということで追加オプションでお願いし側面も加えL字のテラスとなりました。側面部は屋根を付けると高平岳が見えにくくなってしまうのと予算の関係から屋根をあきらめました。やはり屋久島は雨が多いので屋根があるほうが使いやすいですね。しかし晴れた日は屋根無しも気持ちいいし、これはこれでどちらもよかったです。



洗面所に勝手口をつけてもらい外には屋根付きの洗濯物干し場を作りました。洗濯したら移動しないで干せるのでこれは家事が楽になりました。5人家族でちびっ子が3人だと1日3回洗濯機を回すこともざらなので、ちょっとめずらしくなった2槽式洗濯機で洗濯しながら脱水できるのが気に入っています。洗濯物干し場はそのまま屋根がL時に続いており、角を曲がればお風呂の焚口です。ここも薪が置けて雨に濡れないようにお風呂が焚けるので快適です。しかしここは屋久島なので雨風が吹くと屋根はあまり意味を成さず、洗濯物も焚き口もびしょぬれでございます。そんなときは・・・しょうがない。



大工さんの仕事はほぼ終わっていますが電気設備が終わっていない状態での一応完成祝い(落成式)を行いました。本当にモッチョムクリエイトの大工さん達や関係業者の方々にはお世話になりました。こんなに理想の家に住める細川家は幸せです。なにより嫁さんが大満足。それが夫婦上手くいく条件ですね。皆様ありがとうございました!!!



アイビーの小屋も新築してもらいました。注文は雨が多いのと夏は暑いのでテラス付きで、と言うことだけでしたが、出来上がってみて細川家感動。なんと素材も形もミニチュアの細川家、こういうところがモックリの粋なところなんですよね。アイビーは1日中ほとんどテラスで過ごしているので、テラスをつけて本当に良かったなーと思いました。



嫁さんがあこがれるアイテム、薪ストーブです。薪ストーブは値段の幅が広いのですが、我が家のは台湾製の安売りを見つけて¥29.800です。壁には古レンガタイルを張り、床には取り外し可能な耐熱レンガを敷き詰め、約60キロの薪ストーブを置きます。ちびっ子が多い細川家ですので、モックリで柵も作ってもらいました。要望は1歳児の手が入り込まないようと、焚きやすいように扉をつけてもらうこと(鍵付き)でしたが、正解でした。いらくんは手を柵の隙間から入れようと必死だし、扉も開けようとガタガタ揺らしています。やっぱりしっかりした物作ってもらってよかったと思いました。ただしょっぱなからそらくんは柵を乗り越え中に入っていましたが、怒ったらもう解るようで入ることはありませんでした。その後おもちゃを投げ入れていましたが、こっぴどくダンナに怒られその後は投げることもなくなりました。怒ってもわからぬ、いら君(1歳)と解るそら君(2歳)で、この1歳の違いの大きさを実感する細川家です。



気分は温泉風呂完成です。最初は棟梁に鉄平石を越し壁だけ貼るといわれましたが、嫁さんは「ヒノキの壁以外全部。」と言って譲りませんでしたので、コストは高くなりましたが、これまた大満足です。ずっと仕上がりがきれいになったと思います。子供たちも大喜びで毎日のお風呂を楽しみにしています。窓からは集落の神様の住む高平岳を眺めることができ、人からは見られる心配がありません。それとお湯は山水(超軟水)でソーラーと湯沸しと薪焚きが選べます。沸かす手間はあるものの、薪焚きはいつまでもポカポカと足元から湧いてくるので、翌朝まであたたかいのです。またゲルマニウム鉱石を入れるようになったら、湯上りがいつまでもポカポカなのであまり温泉に行かなくなりました。



細川家の母屋造りではダンナの希望として壁にクライミングウォール(ボルタリング)を付けたいと要望していましたが利用できる壁が最終的になくなってしまいました。そこで試験的にうーちゃんの部屋の一部にクライミングウォールを付けました。基本的に中二階は家の熱気が上がってくるので壁を登ると換気の小窓を開閉できるようになっています。子供のバランス感覚を伸ばすのはとてもよい遊びだと思います。下にはマットを引いてあるので落ちても安心。楽しそうに登っていますがまだ一番上には行けないようです。

細川邸倉庫完成


総坪数が15坪ほどの倉庫ですが高平岳や細川家の畑、これから母屋をたてる予定の宅地もよく見える最高の場所に建ちました。


作業過程
農機具やトラクター、仮住まいの荷物を何とかするために、農作業小屋兼物置小屋の建設を決めた。



ご近所の方も働いていて、とても評判の良い大工さんモッチョムクリエート略してモックリに建築依頼する。2月12日よりべた基礎をうち、14日には基礎工事終了。あっという間にここまで進んでしまいホッとしています。トラクターなどは置く場所がないのでブルーシートで覆って雨対策をしているだけなので早く完成することを祈ってます。どうやら天候はよさそうなので一安心。十坪の小屋なので基礎だけだと何だかとても小さく見えます。

2月16日

朝から大工さんが棟上を始めた。仕事前に高平岳に安全を祈願すると何だかとても緊張する。長く大変だった人力開拓を思い出した。初めは高平岳すら見えず、樹木が覆い薄暗く、寂しい場所だったのに今は明るくすばらしい土地へと変わってきた。柱や梁が形になってくるととても大きく立派に見えた。形になると本当に気持ちが良いです。家を建てるという大工さんたちの仕事は本当に価値があり人々の生活に安らぎを与える仕事だなぁとつくづく思った。

2月18日

屋根も貼り終わり小屋らしくなってきた。ガルバニウムの屋根だが中々モダンな感じになり、細かいところまで丁寧なので見映えもする。沢山の大工さんが仕事をしに来てくれた。



内壁は倉庫なので貼らないので防水シートが丸見えになってしまうが丁寧に合わせて貼ってくれるので、内部はまるで違和感がない。これで多少雨が降っても心配ありません。

ロフトに行くための、階段を仮止めして中の作業も始まってきた。うーちゃんはお茶の時間になると大工さんの中に入り込み、お菓子を食べている。大工さんが来るのが楽しみらしく、いつも倉庫の周りで遊んでいます。



外壁材を付けていくと明るい感じになってきた。なんとかオレンジという色で嫁さんが選んだものだ。初め思ったイメージの色と違うらしく、汚れやすいか心配だったみたいだが、ダンナは良いんじゃないかと思う。

全体に外壁材を貼り終わりひと段落。室内の作業や高所の細かい作業がメインになるので、急に進みが遅くなったような気になってしまう。しかし着実に進んでいってます。



室内の作業は二人の大工さんが行っている。のこりの大工さんは次の現場で仕事をしている。初めは壁にしてしまう予定だった場所に押入れを作ってもらうように交渉した。手間は変わらないのでOKしてくれた。



ロフトにヒノキのフローリングを貼っていく意外と手間のかかる作業で、難しいと言っていた。



ロフトのフローリングも貼り終わり、梁の強度を強くしてから、邪魔だった真ん中の柱を切って広々した空間になった。風もよく通るので、さほど暑くもない。



入り口の扉が完成した。十分広い入り口なのでトラクターの出し入れも問題ありません。土間も仕上げを左官屋が終了し、山水も引いて流し台も付けた。電気も付いた。



土間には棚を作ってもらい農機具、工具などを収納し、ロフトにも沢山の荷物を運び込んだ。



流しの横にはちょっとした机を造り付けしてもらい、使いやすくなりました。



沢山の荷物や農機具を収納したがまだまだ収納の余裕があります。頼もしい倉庫ができました。


第1細川邸完成


2003/01
昨年末から屋久島は以上に寒く、裏の高平岳にも雪が積もりました。細川邸は内装が終わっていないので基礎からの隙間風が入り込んできます。もう我慢の限界なので、内装の壁板張りを少しずつ始めました。だんだんと見栄えも良くなると同時に風邪の進入もなくなってきました。まだ完全には終わっていませんが家の中が温かくなり幸せです。

2002/8
あっという間にテラスが完成し、夜風に当たりながら夕飯を食べたりできるようになりました。屋久島はなんといっても急な雨が多く、せっかく乾き始めた洗濯物も濡れてしまうこともしばしばあるのです。テラスがあると安心して洗濯物も干せるし外室しても安心。やはりテラスはあったほうがいいし、大きければもっといいなぁと思います。せっかく造ったテラスはニワトリや猫たちの雨宿りスペースになりつつあります。まーしょうがないよね。



2002/8
屋久島は雨が多く、洗濯物を干すと突然の雨でぬれてしまうことがとても多いので、小屋の裏にテラスを増築することにしました。まず始めに基礎を埋め込みました。横には大岩があり、シダなどを着生させた自然庭園にできればと考えています。



明るい若草色に変身した土間に嫁さんが絵を書き、メルヘンチックな土間になりました。うーちゃんが大喜びしてせっかく書いた絵の上を更に落書きをしています。

家自体は完成しましたが、快適な生活をするための作業を暇なときに行っています。家の半分はコンクリートをうった土間なのでコンクリート埃が酷くて家具や電化製品が白くなってしまいます。そこでシーラーを下地に塗り、その上にペンキを塗りました。埃は出なくなり、土間が明るくなりました。シーラーは水がしみこむことを予防する効果があるので、水分を吸収しやすい基礎にも塗りました。


2001/11/22
ようやく、電気引き込み工事も終わり、本格的に生活をはじめることができるようになりました。少しづつ荷物を運び出し少し落ち着いてきました。



2001/11/18
レンジ周りの壁にタイルボードを張り、その上にタイルを張りました。タイルも買えば高級品ですが、大工さんに余り物をいただいて自分たちでの作業。力の要る作業ですが、楽しい時間でした。

2001/11/17
ダンナの友人が電気水道設備会社に勤めていて、トイレ取り付けに来てくれました。その他、電気コンセント、スイッチなども使いやすく付け替えてくれたり大助かりでした。水道(町水)も友人の勤める会社に依頼しました。

2001/11/13
ガス屋さんがガス工事を一日かけてがんばってくれました。ようやくガスが入り生活しやすくなってきました。水(山水)、ガス、電話が整いましたが、未だ電気は仮設です。早く電気工事が終われば良いのに・・・・。

2001/11/12
風呂場壁に防水ベニヤを張り、隙間をシリコンで埋めました。ガス工事が来るので急いで壁を張り準備をしました。風水ではピンクが良いらしいので、嫁さんのこだわりで防水ベニヤの色はピンクです。



2001/11/1
風呂場が完成しましたが、まだ内装やガスは取り付けしていません。土間と風呂場の左官仕上げを行いました。ここまでで大工さんのお仕事は終了です。細川家はガス、トイレ、電気の引き込みは別で見積もりをしてもらいましたが、普通は全部込みで大工さんに依頼することが一般的です。

2001/10/27
部屋のクローゼット、押入れが完成。シロアリ予防をするための床穴も作っていただきました。



2001/10/26
部屋をし切る壁板も張り終え、杉の香りが心地よいです。窓も広く部屋には光が差しこんで何だか幸せ気分になってしまいました。



2001/10/25
内装キッチン周りはコンクリートボードで化粧して、さまになってきました。トイレの壁も張り終えました。トイレの床板はコルク材を使ってくれるということで仕上がりが楽しみです。



2001/10/24
風呂場を立て始め、あっという間にここまでできあがりました。風呂場の基礎はあまり曲がっていなかったのでホッとしました。



2001/10/23
外壁材を張り終え、フローリングも張り終えました。久しぶりに晴れて作業も進みました。



2001/10/22
外壁材をつけ始め、中の部屋をしきる壁を張るための準備をはじめました。細かな目立たない作業です。



2001/10/20
電気屋さんが室内電気配線を付けに来ました。大体のコンセントの位置を決めて作業終了。サッシにガラスをはめて床板を張る準備をしました。



2001/10/19
防水シートを外面に張り、雨の進入を防ぎます。作業中も雨が続いています。玄関に雨よけの屋根を付けてくれました。屋根は違う現場で余ったコロニアルを使用してくれて、ちょっとだけリッチな気分です。

 

2001/10/18
なんとか台風をのりきりました。飛ばされているんじゃないか?と冷や冷やしていました。台風の後はトタン屋根を打ち、サッシ枠をはめ込んで、床板を張る垂木を付けて、シロアリ予防の薬を染み込ませました。シロアリ予防の薬はかなり臭いし、人間も弱ります。でも毎年定期的に塗らないとシロアリで家が傷んできてしまうそうです。



2001/10/15
屋根板も貼り終わり筋かいを入れました。10月18日頃屋久島に台風直撃予定です。飛ばされないか心配です。頼むから台風をのりきってくれーー。



2001/10/14
たった3日の作業で家らしくなってきました。ダンナも嫁さんも感動して「すごいねー」としか言えない。ほぼ、屋根板も貼り終わっていました。柱は四寸角で胴差し、梁もこんなに太いので小屋に見えません。細かい個所には職人さんの技術が詰まって、ハリのつなぎも、刻みとボルトのダブル補強。ボルトは外からは見えないような仕組みになっていました。



2001/10/13
柱を立て、胴差しを入れました。素人基礎なので曲がりまくって大工さんは大変そうです。本当にすいませんでした。(こんなに曲がっているとは・・・・涙)



2001/10/12
朝から生コン車を呼んで、犬走と土間に生コンを流す作業。大工さんの飲み物とお茶菓子を買いに行っている間に終わってしまいました。午後は材木を運びサッシも外壁も置いてありました。土台も付け終わりました。

2001/09/25
材木の刻みを始める

2001/09/23
材木を鹿児島へ買い付けに行く。

2001/10/20
小屋つくりはここまではずいぶん前に終わっていましたが、ダンナの仕事(ネイチャーガイド)が忙しく、思うように進まなくなってしまいました。そこで細川家では、大工さんに頼んで小屋を完成させてもらうことになりました。その大工さんはいやな顔一つせずに途中までの素人作業からの引継ぎをしてくれました。



うーちゃんをご近所であずかってもらい、夫婦で、小屋へ上る道脇の斜面を手組みで石垣を作りました。単純な作業ですが奥深いものがあり、綺麗に石の大きさをあわせれば美しい仕上がりになるのですが細川家の石垣はバラバラのデコボコに仕上がりました便槽の周りや家の犬走を作るために、パネルで型を作り準備を進めています。外に風呂を付ける為に、風呂のブロック基礎を立ち上げました。



2001年5月25日、26日の2日間でブロック基礎を立ち上げました。ミキサー車を頼んでの作業でコンクリートを手練りする作業を楽にしたのにミキサー車の仕事が忙しいらしく生コンをビニールシートに落して次の現場に行ってしまったのです。生コンはあっという間に固まりだし、つるはしで砕きながら生コンを柔らかくしていくという恐ろしい作業をしました。手練りで自分で作業した方がよっぽど楽でした。水ぐいを打ち水もり菅で基礎の水平をだしてから水糸を張ると家の大きさがなんとなく分かりました。12坪ほどの仮住まいですが広く感じます。

ユンボをかりて土地に入る入り口や奥へ続く道に石を引いてユンボで地盤固めしました。そのついでに仮住まいとなる小屋の下水配管や便槽を埋めました。

地鎮祭


もう随分前から家作りを始める事が可能でしたが、色々な作業をしていて2001年2月にようやく地鎮祭を行ないました。小さい頃に見たことはあったと思いますがどんな事をするんだろうとか期待して地鎮祭をむかえました。色々な供物を供えて我が土地に昔から住む神に、細川家を紹介してもらったと言う感じがしました。とても神聖な儀式で、土地に対する愛情と言うか義務を感じてやらねばならぬと言う気持ちになった。これから、小屋や母屋などやることが多くて気が遠くなるけど、細川家は前進あるのみ・・・・。